ホーム > 特集ページ > はじめての引っ越し。引っ越しをスムーズに進める事前準備とそのコツ
初めての引っ越し。進学や、転勤など人それぞれ、引っ越しの機会があります。
引っ越しの直前になって、「あれ足りない」「コレが無い」「それどうなっていたかな?」ということはありませんか?他にも引っ越しの当日に「何していたかな」「何したらいいの?」、引っ越し後に「部屋のレイアウトを変えたいけれど、ベッドや家電は重いな。どうしよう。」と困ったことはないですか?
引っ越しやその準備は精神的にも肉体的にも大変です。
この記事は、引っ越しをスムーズに進める事前準備とそのコツをまとめています。大変な引っ越しを少しでも楽にこなせるように、コツを掴んでいきましょう!
※筆者も2020年人生初の引っ越しを行いました!その時の経験も紹介していきます。
引っ越しが決まったら、まずは何をしないといけないのか?前と後で大きく分けて項目が3つずつあります。
①物件の契約:不動産や賃貸会社を利用して引っ越し先を見つける。今住んでいるところの管理会社に連絡。駐車場や固定電話、新聞等の手続きをする。
②引っ越し業者の手配:引っ越し方法を決める(自分でする・業者に頼む・親族や友人に手伝ってもらう等)業者の場合、見積もりを依頼する。引っ越しの日程を決める。
③荷物の整理:ダンボール・資材の用意をする。荷造りを行う。不用品を処分する。家の清掃。
①各種手続き:必要書類を揃え提出する(転出・転入届け等)各契約の住所変更をする。
②新居の準備:気になるところの清掃と設備の確認。考えたレイアウトに沿って配置。
③荷物の整理:荷解き。片付け。
最初にやることを把握すると段取りが決められてスムーズに進みます。引っ越しが決まったらまず何をするのかを書き出して把握することが大切な一歩です。
最初に物件の契約と引っ越し方法について決めていきます。
まずは物件の契約。色々物件を見てお気に入りが見つかったら、間取りを把握しましょう。自分の家具がしっかりおさまるか確認することが大事です。
物件の下見におすすめの持ち物
筆者が物件の下見に行った時に役立ったものを4つ紹介します。
①メジャー(2m以上)
レイアウトを決めるのに、メジャーが無いと、サイズがわからず不便です。最近では、スマホのアプリでも測れたりもします。カーテンサイズは忘れがちですが、カーテンがないと困るので忘れずに測っておきましょう。
②スマホ
メジャーで測ったところを写真に撮る。部屋の雰囲気を撮る。オススメは動画です!人間の記憶はいい加減です。動画で部屋を撮っておくと、家に帰って見直すのに便利です。
③筆記具
スマホとメジャーを同時に持って撮影するは意外と大変です。筆記具を使うと、サイズや思ったことをすぐに書き留められるので、後々情報をまとめるのに便利です。一覧で見返しやすいのも利点です。
④自分の家具のサイズ一覧表
自分の家具のサイズを把握しておくと、後々レイアウトが楽になります!物件の下見前に自分の家具のサイズを測ったメモを持っていきましょう。
次に引っ越し方法を考えます。自分に合う方法を見つけましょう!
引っ越し方法を決める。
引っ越しする方法は大きく分けて3つ!①自分で行う②引っ越し業者に頼む③親族や友人に頼む
①自分で行う
荷物の少ない単身の方は、マイカーやレンタカー等を借りて行いましょう。家具などの荷物は運びやすいようにコンパクトにまとめましょう。
②引っ越し業者に頼む
引っ越し業者数社から見積もりを取って比較すると、自分に合う業者がわかりやすいのでおすすめです。引っ越し業者にまとめて見積もりを依頼できるサイトもあるので活用しましょう。
引っ越し業者の繁忙期は3月から4月です。仕事や学校の都合で引っ越しする時期は、あまり選ぶことができません。繁忙期中に引っ越しすることが決まったら早めに業者に連絡しましょう。引っ越し業者が1日に対応できる引っ越し件数の上限に達した時点で予約はできなくなります。希望日に引っ越しをできなくなる可能性が高くなるので、1ヶ月以上前に予約するのが理想です。
③親族や友人に頼む
引っ越しを手伝ってもらう場合は、段取りを伝えてスムーズに進められるようにしておきましょう。工程表などを作って誰が見てもわかるようにしておくと、ストレスを感じにくくなります。手伝ってもらったお礼をきちんと考えておくことも大切です。
引っ越しに伴う手続きで必要な書類があります。提出期限が設けられているものもあるので、忘れない内に用意をして提出しましょう。窓口にいかないと出来ないもの、インターネットで手続きできるものなどがあります。順に見ていきます。
書類提出をしよう
転居・転出届け | 引っ越しをする日までに旧住所の自治体へ提出します。すでに引っ越しをしている場合は引っ越しをした日から14日以内に提出します。郵送でも可能な場合があります。詳しくは旧住所の自治体のHP、問い合わせを確認してください。 |
---|---|
転入届け | 引っ越しした日から14日以内に新住所の自治体へ提出します。 |
健康保険資格喪失届け | 国民健康保険に加入されている方は旧住所自治体の国民健康保険担当窓口への手続きが必要です。郵送でも可能な場合があります。 |
住所変更をしよう
運転免許書 | どこの警察署でも受付してくれます。 |
---|---|
銀行 | 新住所の最寄りの窓口、またインターネットバンキングで受付してくれます。 |
マイナンバーカード | 新住所の自治体窓口で受付してくれます。 |
保険 | 各保険会社に連絡をしましょう。 |
郵便 | 郵便窓口又はインターネットで登録できます。 |
引っ越しに必要な役所の手続きは、各自自体のホームページに詳しくまとめられていますので確認しましょう。住所変更が必要なものは忘れがちですので、注意しておきましょう。
やること・必要なものを書き出したら、引っ越しまでのタイムスケジュールを組みます。準備することがひと目でわかるようにカレンダーにしてしまいましょう!わかりやすくなると、行動がしやすくなります。カレンダーにすると必要な情報を書き込めるのもいいところです!
計画無くして行動無し!です!
下のリンクからカレンダーをダウンロードし、是非印刷してご利用ください。大まかな日程を書き込んでいます。引っ越しをスムーズに進める第一歩です!
引っ越し前の荷造りと引っ越し当日・後の掃除、荷解き、片付けについてのポイントまとめていきます。
引っ越し前の荷造りポイント
ダンボール・ガムテープなど梱包資材を用意
引っ越し業者に頼んだ場合は無料でもらえます。数に制限がある業者もあります。その他、ホームセンター等に不要なダンボールをもらってくる方法もあります。
荷造りと普通ゴミ
荷物はカレンダーに記入したスケジュールで、まとめていくとスムーズです。この時に整理整頓をし、断捨離を行いましょう。大量に出たゴミは、旧住所自治体のゴミ収集スケジュールを確認し、引っ越し当日までにゴミをすべて捨てきれるようにしましょう。
粗大ごみ・不用品
普通ゴミで捨てられないものは、自治体のリサイクルセンターでの回収依頼や粗大ごみ回収業者に依頼します。インターネットで自治体の名前と粗大ごみで検索すると窓口情報が出てきます。
引っ越し当日の掃除と確認ポイント
掃除
新しい部屋はクリーニングでキレイになっていることが多いですが、気になるところは自分で掃除しましょう。
物件の確認
賃貸物件の場合、入居当初の状態を把握し、おかしなところは管理会社に報告することが大切です。
荷物の確認
引っ越しを業者に頼んだ場合は、荷物をしっかり確認します。破損や汚れを確認し、あれば報告して補償してもらいます。
引っ越し後の荷解きと片付けのコツ
荷物の場所を決める。
荷解きは思っている以上に大変です。引っ越し前にダンボールに収納場所を書いて置くと便利です。引っ越し業者を利用した場合は、書いてある場所まで運んでくれます。自分で引っ越しする時も、いちいちダンボールなどを開けずに、何がどこにあるか把握出来て便利です。
荷解きを終えるには1週間程度かかります。まずは寝る場所や食事など最低限必要な物を出したあと、部屋のレイアウトを変えていくことになります。引っ越し当日は引っ越し業者や友人、家族がいたからよかったものの、一人で重いものを動かすのは想像以上に大変!です。そんな時に役に立つ重いものを運ぶコツを紹介します。
冷蔵庫
①小型冷蔵庫は身体に抱き寄せて荷物と体を一体にして固定すれば膝を伸ばすだけで持ち上がります。運搬ベルトを使用して、背負う方法もあります。
②2人いる場合はお互いの腕を掴んで、お互いに相手に荷物を“押し付ける”ように相手の方へ押し合いながら上半身を固定して膝を伸ばせば、持ち上がります。(※腕だけで持ち上げている状態は正しい持ち方ではありません。)
※中型冷蔵庫(250L前後):
80kg以上のものは、1人で持つことをオススメしません。1人で持つと、足元や前が見えなくなる可能性があり、転倒して怪我や冷蔵庫が故障するリスクが高いです。安全第一に考えましょう。
棚
安全のために、棚は必ず中身を出してから運びましょう。また分割できる棚の場合は必ず分割。扉がスライドする棚は扉で指を挟む危険性があるので、扉が開かないようにしておきましょう。
荷解きしなかったダンボール
引っ越しする際は必要と思って持ってきたけど、いざ新居に来たら不要で開かない段ボールもあるのではないでしょうか。
そのような段ボールは、
①段ボール箱を正しく持つ。
腰をしっかりと落とし、片膝をつき、背筋を伸ばして、荷物の対角線を持って、自分の方へ抱き寄せ固定します。荷物と身体が離れると手の力だけで持たないといけなくなります。
②身体と荷物を固定し膝を伸ばし立ち上がる。
上半身を固定すれば、あとは曲げていた膝を伸ばすだけでラクに持ち上がります!
箱は正面の位置で両脇に抱えたりせず、体の横の位置に腰で支えながら持つと前がよく見えるので、階段を踏み外したりしません。箱を2つ重ねて運ぶときは重い方を上にすると安定して運べます。
引っ越しの時にあったら便利で、意外と準備をし忘れるものリストです。
・サインペン
何をどこへ収納するかを書くと後々とっても便利です。
・ゴミ袋
引っ越し時には、思っているよりもゴミが出ます。新住居の自治体に合わせたゴミ袋を用意しましょう。
・台車
台車があると、きつい作業が楽になります。台車はその後の収納先を考えるのがネックとなるため、代わりにアウトドア用の折りたたみキャリーワゴンを利用するのも良いでしょう。使用しないときはコンパクトに収納できます。
・毛布やバスタオル
荷物を運ぶ時に、家具や家電が傷つくのを防ぐために毛布やバスタオルは便利です。自分で引っ越しをする際は用意しておくといいでしょう。
・サポーター
急に重たい荷物を運ぶと、ギックリ腰や肩を痛めることになります。もともと腰や肩を痛めている場合は引っ越し時にサポーターを装着しておきましょう。また肩サポーターは、カーペットや段ボールを担ぐ時などに洋服につく肩の汚れを防ぐごとができます。
おすすめサポーター
働く人のためのサポーター「ワーキングサポーター」の活用をオススメします。
クッション内蔵肩サポーター
役割 | 無理な動きを防ぎ、関節を固定。担ぐ仕事による、肩への痛みの軽減 |
---|---|
価格帯 | 2,000~6,000円 |
引っ越しのコツは工程の把握と事前の準備をいかにするかです。何をするのかが具体的にわかっていない、終わりが見えない作業ほど精神的にしんどいです。
①やることを見えるようにすること
②必要なものを揃えて作業を楽にすること
引っ越しをスムーズに進めて、新しい生活環境で素晴らしい出会いがあることを願っています。
当社株式会社オーミヤは東大阪にある製造業です。毎日2t以上の重量物を運ぶ仕事内容から、身体に負担をかけない、ワーキングサポーターを自社で開発し販売しています。
免責事項
開示資料及び内容は、執筆時点での情報となります。
主観的な評価情報、時間の経過による変化、伝聞情報が含まれることから、その完全性、正確性を保証するものではありません。
上記理由より解釈については常に最新の情報を参照され、必ず原文等で御社にてご確認ください。